DETAIL
保育を変える園内研修と新人育て。「教える保育?から学びの保育?へ」私たちは何を、どう、変えてきたのか。大阪せんりひじり幼稚園の取り組み。秋田喜代美先生推薦。
はじめに
1章 保育者主導の保育から、子ども主体の保育へ―私たちは、何を、どのように変えてきたか?―
1 公開保育でそれまでの保育を否定され、模索が始まる
2 環境を変えよう 「コーナーってどうつくるの?」
3 園庭環境を変えよう!
4 保育の計画を見直そう
5 子どもから出発する保育へ
6 園内研修を変える
2章 保育の見直しを支えた園内研修―教える保育者から、学びの保育者へ―
1 子どもを肯定的に見ていこう
2 ひとりの子どもを理解する ?マインドマップ?
3 協働するための技法 ?ノーテーション?
4 子どもの姿を後ろから捉える ?エピソード研修?
5 話し合うための技法 ?ファシリテーション?
6 保育者の願いと子どもの姿の融合 ?写真に吹き出しをつける?
7 保護者と子どもの育ちを共有する ?ポートフォリオ、紙芝居?
8 子どもの姿から教育課程をつくる ?写真で綴る教育課程?
9 一緒に「遊ぶ」保育者と研究者
3章 保護者とのパートナーシップ―変わる時代の中での「共育て」―
1 よく理解して入園してもらうために
2 子どもの育ちの姿やよさを共有する
3 保護者にとっても喜びの場でありたい
4章 家族のように大切にし合う「同僚性」―大人たちの育ち合いは、保育の営みと一緒―
1 園の風土として受け継ぎ育んできたもの
2 『新任の教育課程』をつくる
3 はるこ先生と新人ともみ先生の1年間
4 人を育てるということ
おわりに 仲間たちと拓く保育の新時代
発刊に寄せて