DETAIL
大人を困らせる子どもほど、繊細でやさしい気持ちや「ちゃんとがんばりたい」という“ホンネ”を心の奥に隠し持っています。“気になる行動”の裏側にある“ホンネの気持ち”が見えてくると、子どもと保育士の心が響き合いはじめます。誰もが楽しく、自分の力を発揮できる保育をつくる秘訣を目からウロコの「子どもの心のメカニズム」と、24のとっておきエピソードを通してお伝えします。
はじめに
Part1 “自ら育つ力”を支える“心のメカニズム”――子どもに泣かれても大丈夫です
1 子どもの心の中で起きていること
1)子どもが持つ驚きの自己成長力
2)心の奥の“ホンネ”に気づいてほしい
2 子どものSOSと変化の兆しをつかむ
1)“泣き方”に注目!
2)“甘え方”に注目!
3)“ダダのこね方”に注目!
Part2 子どもの心が見えると保育が変わる――エピソードでたどる“元気”までのプロセス
1 安心して自分を出せる保育者と子どもの関係づくり
2 子どもたちの底力が花ひらく活動・行事
Part3 大人も保育を楽しもう――大人が楽しいと子どももきっと楽しい
1 大人だって“がんばりたい”─保護者も保育士も元気になる子育て支援
2 職員がつながれば、子どもは変わる─保育士一人ひとりを大切にする職場づくり
3 保育士のストレス対策─自分のホンネも大事にしよう
あとがき