DETAIL
日本には15000余の公民館があり、年間のべ利用者は2億人超。誕生時の氏名、今日までの社会的役割、今そしてこれからの職員に最も求められることは何か。
まえがき
はじめに
第1章 岐路に立つ公民館─公民館は地域で生きているか
一 公民館の二つのタイプとその特徴
二 公民館に求められているもの
第2章 公民館はなぜ設置されたか
一 公民館が設置された経過
二 日本国憲法・教育基本法・社会教育法に流れる理念
三 寺中構想と公民館
四 公民館が構想された背景と公民館を作った三つの理由
五 「公民」という言葉が意味するもの
六 公民館のあり方に関する提言
第3章 公民館運営の基本
一 現行法に規定されている公民館の概念
二 公民館と地域の学習・文化施設
三 公民館活動における三権分立
四 社会教育法第二十条と公民館の運営
五 社会教育法第二十三条の解釈をめぐって
六 「公民館の設置及び運営に関する基準」をいかすために
第4章 公民館が克服しなければならない課題
一 主催事業はこのままでいいのか
二 グループ・サークル活動にたいする支援はこのままでいいのか
三 公民館だよりはこのままでいいのか
四 公民館運営審議会の活動はこのままでいいのか
第5章 公民館職員の仕事と役割
一 公民館で働くということ
二 公民館長の仕事と役割
三 公民館主事の仕事と役割
第6章 地域の未来をひらく公民館職員
一 公民館を深く知る
二 地域にこだわる
三 公民館の仕事に自信と誇りをもつ
おわりに
あとがき