DETAIL
あそびや生活の中で味わう、なかまとの葛藤や充実感、達成感を存分に経験する中に、子どもたちの成長の契機を見い出す。子どもたちが自らの力で生活し、あそびきる力を育てることを見通しながら、その時、その場に応じて適切な指導のあり方を提示する。25年間の学童保育実践の中で確かめ合ってきた指導論!
発刊にあたって
はじめに
第1章 「自由あそび」の指導のなかでたいせつにしたいこと
1 あそびの指導をすすめるにあたって
2 子どもにとってのあそびのおもしろさを大人の感覚でとらえない
3 いろんなあそびと、みんなで遊ぶことのおもしろさを子どもたちのものに
4 あそびの世界を豊かにしていく指導の二つの側面
第2章 やりたくてしかたのないあそびの世界と心待ちにする行事・とりくみを!
1 あそびの世界の広がりとなかま関係の深まり
2 指導の意図をしっかりとおさえて
第3章 自分たちの力で遊びきる力を育てる
1 自分たちの力で遊びきる力を育てる
2 あそびを工夫し、発展させる力を育ててきた子どもたち
3 地域に豊かなあそび文化を育む青空児童館という視点
第4章 なかまのなかで育ち合う
1 「第二の自我」をしっかりと育む
2 心のなかにもう一人のしっかり者の自分を育む
解説 子どもとともに豊かなあそびの世界を創り出す学童保育の実践
1 学童保育の指導員としての札内先生
2 指導とは何か
3 豊かなあそびの世界をどう生み出すか
4 子どもたちの「自治の世界」と集団づくり
5 実践を支え合い、専門職として育ちあう職場づくり
6 学童保育の生活づくりと地域の子育てネットワークづくり
おわりに