DETAIL
新制度元年、現場から明日の社会と保育への希望を発信する――和光保育園が探し求めてきた実践と理念は、「子どもの権利条約の時代」にふさわしい保育・教育を求める世界の潮流の中にあって、きっとキラキラと輝く希望の星となることでしょう。
はじめに
序章「今」という時代に 「人間として」大事にしたいこと
1章 子どもが主人公になる保育への転換 保育見直しの中の私たちの葛藤
(1) 保育者主導の指導計画への疑問
(2) 子どもを主人公にした保育のイメージを共有する作業
(3) 「カレンダー保育」を見直し、余裕の時間をつくり出す
(4) 大きな行事を見直す
(5) 生活を見直す
2章 新たな教育観と保育の「真」と「深」
(1) 新たな教育観へのとらえ直し
(2) 子どもがありのままの自分を表現する
(3) 保育園は生活の場 学びの場 育ちの場
(4) 保育者の役割
3章 わこう村「子ミュニティー」 育ち合いの場をつくる
(1) 「親が育つ」に寄り添い、支える
(2) 子育てを心棒にして「人間が人間として育ち合う群れ」を編み直す
(3) 保育園発 新たな社会への希望
4章 和光の保育に触発されて考えたこと 自然・生活・学びをめぐって
あとがき