DETAIL
余分な分別を持たず、国も言葉も習慣の違いもものともしない保育士「ごんごん」。ごんごんが人々と交わる姿は、ときに周囲をハラハラドキドキさせながら、いつも人々を笑いと涙の人間ドラマの渦に巻き込んでいく……。そんな中でつかんだ「保育の原点」「人間育ちの原点」とは……?
プロローグ 大人になれない保育士
第1章 みんな子どもが教えてくれた
子どもたちが先生になった日/わがままか自己主張か 他
第2章 人は人を人にする
恋するスリランカ
「いつか、一カ月の休暇をください」/山から海へ 他
なのはな園
通園施設の園長/最初の試練 他
第3章 人となる道、ネパール暮らし
暮らしの中で、人となる
待望のネパールとの出会い/やっぱり子どもたちが先生 他
OKバジの願い
「受け取りに来てくれてありがとう」/「何もないところには何もできない」 他
どこへ行くネパール
ネパールの夢/「あんた、ここで死んでもいいよ」
エピローグ 頼むよ〜、子どもたち!
【解説】保育という営みの原点 加用文男(京都教育大学)